一般社団法人芦屋町赤紫蘇研究所

Researchers

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有機栽培への想い

2001年に起業し、2011年に福岡県芦屋町に隣町から移転し赤紫蘇と運命的な出会いをしました。私自身化粧品の成分として、和のハーブを使用する研究を以前から進めておりました。赤紫蘇にも以前から着目し、偶然にも移転先の芦屋町が昔から赤紫蘇の栽培が行われていた事を知り、これは何かの縁であると思い地元の大規模赤紫蘇農家、あたか農園さんを紹介いただき、早速赤紫蘇のエキスを抽出、試作を完成させました。出来上がったエキスは濃厚な香りと保湿作用を有しておりました。これは、化粧品の成分として使えると確信し、成分を検索したところ、青紫蘇由来成分は登録されていたが、赤紫蘇については未登録であることが分かりました。これにより、赤紫蘇の成分を世界初成分化という事になり、赤紫蘇化粧品成分のパイオニアとして、成分の分析研究もスタートしました。産学官連携による4年の研究を経て赤紫蘇の機能性に関する特許を2件出願しました。これを機に、本格的に赤紫蘇や自然農法の植物に含まれる有効成分を分析・機能性成分の単離・同定、含有成分の分画などを行う研究機関を2022年に立ち上げることにいたしました。当研究所は、今後地域貢献、地産地消などSDGsの活動を活発化し里山の保全活動、耕作放棄地の活用を考え、植物と共に歩む研究機関として邁進していきたいと考えております。

金井誠一

代表理事, 代表研究者

有機栽培への想い

2001年に起業し、2011年に福岡県芦屋町に隣町から移転し赤紫蘇と運命的な出会いをしました。私自身化粧品の成分として、和のハーブを使用する研究を以前から進めておりました。赤紫蘇にも以前から着目し、偶然にも移転先の芦屋町が昔から赤紫蘇の栽培が行われていた事を知り、これは何かの縁であると思い地元の大規模赤紫蘇農家、あたか農園さんを紹介いただき、早速赤紫蘇のエキスを抽出、試作を完成させました。出来上がったエキスは濃厚な香りと保湿作用を有しておりました。これは、化粧品の成分として使えると確信し、成分を検索したところ、青紫蘇由来成分は登録されていたが、赤紫蘇については未登録であることが分かりました。これにより、赤紫蘇の成分を世界初成分化という事になり、赤紫蘇化粧品成分のパイオニアとして、成分の分析研究もスタートしました。産学官連携による4年の研究を経て赤紫蘇の機能性に関する特許を2件出願しました。これを機に、本格的に赤紫蘇や自然農法の植物に含まれる有効成分を分析・機能性成分の単離・同定、含有成分の分画などを行う研究機関を2022年に立ち上げることにいたしました。当研究所は、今後地域貢献、地産地消などSDGsの活動を活発化し里山の保全活動、耕作放棄地の活用を考え、植物と共に歩む研究機関として邁進していきたいと考えております。

金井誠一

代表理事, 代表研究者

無農薬への挑戦

農薬を使用していない赤紫蘇が元気に葉を残し収穫を待っていました。安高さんも初めて農薬を使わず作ってみたが「意外にできるもんやね」とご満悦でした。これが赤紫蘇プロジェクトの始まりです。

信頼なる協力者

安髙吉明

農業顧問
あたか農園会長
安髙 吉明

あくなき挑戦

生産基盤たる農地・生産設備の提供とともに長年の間に培った赤紫蘇の減農薬栽培技術とノウハウを用いて農薬を使わない栽培方法での赤紫蘇の生産を行うことに了承を頂きました。この無農薬の赤紫蘇作りを了承してもらうには条件がありました。赤紫蘇は、害虫に食べられてしまうリスクが高く、農薬では栽培が難しい、当初は、無理かもしれないと言われ私は考えました。農家さんの負担を減らさないと受けてもらえないと思い、赤紫蘇が害虫に食われて茎だけになっても構いませんと条件を提示しました。