一般社団法人芦屋町赤紫蘇研究所

赤紫蘇研究

アレルギーや健康に益々注目を集めている赤紫蘇ですが、実際に研究を重ね赤紫蘇にはどんな効能があるかを探り私達が日常使っているものに効能と合わせて反映させていくことを目的としています。

アレルギーや健康に益々注目を集めている赤紫蘇ですが、実際に研究を重ね赤紫蘇にはどんな効能があるかを探り私達が日常使っているものに効能と合わせて反映させていくことを目的としています。

学術論文からみた 赤紫蘇研究の動向

赤紫蘇に紫外線を照射すると、赤紫蘇に含まれるポリフェノール類(ロスマリン酸、マロニルシソニンおよびシソニン)の蓄積が大幅に増強される。これらポリフェノール化合物の抗酸化作用により、酸化ストレスを軽減し、肝機能と損傷の指標である血清肝酵素の産生を調節することで、CCl4誘発による急性肝障害に対する保護効果を示した。作用機序としては、抗酸化防御Nrf2 /抗酸化応答要素経路の誘導による酸化ストレスの低減、炎症性シグナル伝達経路の不活化により、ROSによって引き起こされる炎症の抑制などが考えられる。

参考文献: Kurniat et al. Biosci Biotechnol Biochem. 2022 Jun 25;86(7):932-937.

赤紫蘇の研究成果を特許出願

1、ウイルス結合阻害剤
2、肌改善剤及びその使用
1.ウイルス結合阻害剤は、赤紫蘇抽出物がスパイクたんぱく質を有するウイルスとアンジオテンシン変換酵素Ⅱ(ACE2)との結合を阻害することを見出し、ウイルスが結合することをガードすることを発見しました。さらに、赤紫蘇含有成分が有する肌質の改善として、抗アレルギー、抗ニキビ、抗シワについてエビデンスを獲得しました。。

1、ウイルス結合阻害剤
2、肌改善剤及びその使用
1.ウイルス結合阻害剤は、赤紫蘇抽出物がスパイクたんぱく質を有するウイルスとアンジオテンシン変換酵素Ⅱ(ACE2)との結合を阻害することを見出し、ウイルスが結合することをガードすることを発見しました。さらに、赤紫蘇含有成分が有する肌質の改善として、抗アレルギー、抗ニキビ、抗シワについてエビデンスを獲得しました。。

九州大学と一般社団法人芦屋町赤紫蘇研究の共同研究成果

研究題目

赤紫蘇の機能性評価:β-ヘキソサミニダーゼ活性を指標とした抗アレルギー活性評価試験

当研究所の関連会社から発売したシズージュ コンセントレイトオイルのエビデンス。

 花粉症やアトピー性皮膚炎はアレルギーの一種であり、過剰な免疫反応が原因で引き起こされる。抗原(花粉や食物タンパク質など)が侵入すると、異物として認識し、抗原に特異的に反応する抗体が体内で産生される。そして、再び同じ抗原が体内に侵入した際、抗原と抗体が結合し抗体の架橋が起こり、体内から抗原を排除するための免疫反応としてヒスタミンやβ-ヘキソサミニダーゼなどが放出され、アレルギー症状が起こる。このように、細胞から抗原抗体反応により化学物質が放出される現象を脱顆粒という。

 本検討では、評価サンプルが抗アレルギー活性に及ぼす影響を評価する。好塩基球のモデル細胞として(RBL-2H3)を用いた。抗アレルギー活性の評価は、脱顆粒の際に放出されるβ-ヘキソサミニダーゼを指標として行った。